2020年6月18日木曜日

Nature社,Elsevier社など電子ジャーナルの適切な利用について

メディアセンターでは,国内外の出版社と契約した電子ジャーナルを学内のみなさまに有効利用していただけるよう整備しております。
その一部は,Pay Per View(PPV)契約です。PPVとは,電子ジャーナル1論文ごとに料金を支払って利用する方法で,メディアセンターで,一定数の論文利用権をあらかじめ購入して,利用できるよう設定しています。
PPVの費用は,現在のところメディアセンター負担で,2020年価格は1論文あたり約1,750円~約2,500円です。PPVが利用できる出版社は,以下の3社です。

1.Nature(SpringerNature)社
2.Elsevier社
3.Wiley社:試験提供中

PPV論文の利用にあたっては,以下の点に注意し,経費節減にご協力お願いいたます。

1.Nature(SpringerNature)社
・契約は以下の4誌の期間で,それ以外のNature関連誌はすべてPPV対象です。
 Nature 1997年~
 Nature Digest 2004年~
 Nature Immunology 2012年~
 Nature Medicine 2016年~

■■Nature関連誌利用のお願い■■
契約誌契約期間外のNature関連誌は,「全文を画面に表示しただけで」課金されます。また,ダブルクリックするだけで,2カウントとなってしまいます。
以前は24時間以内であれば,同一論文の利用は何回アクセスしても1カウントでしたが,その条件が変更されたこともあり,利用が急増しています。
さらに,Nature社では,他社のように全文表示前に注意案内を表示しないため,契約論文かPPV論文か見分けをつけることができません。
Nature関連誌は,ほとんどが課金対象であると意識してご利用ください。
無駄な支出を抑えるためにも,抄録を確認して,必要な記事・論文のみにアクセスし,論文全文は各自のPCに保存して,同じ論文に何度もアクセスしないようご協力をお願いいたします。

2.Elsevier社
3.Wiley社
この2社は,PPV対象論文の場合,確認画面が表示されます。
抄録を確認して,必要な記事・論文のみにアクセスし,論文全文は各自のPCに保存して,同じ論文に何度もアクセスしないようご協力をお願いいたします。

PPV利用について,詳しくは以下のページをご覧ください。
https://www.mnc.toho-u.ac.jp/mc/info_ppv.php